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『ジョシュア 悪を呼ぶ少年』(Joshua)

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こんな映画久々でした!
子役が怖がる映画ではなく、『オーメン』のような子役が怖い映画です。

なかなか深くてやられましたΣ(ノ∀`)ペシッ

それではどうぞ↓









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1:ストーリー

 ニューヨークの高級マンションに住むブラッドは、妻アビー、9歳の息子ジョシュア、そして生まれたばかりの娘とともに幸せな日々を送る。まるで子供とは思えない程に大人びた言動をする長男のジョシュアは、家の中でも常にフォーマルな身なりで得意のピアノを弾いているような優等生。しかし両親や祖母が妹を溺愛する姿を見るたび、少年の心は歪んだ思いに捕らわれる。やがて一家に不穏な影が差し始める。飼い犬の急死、不穏な物音、奇怪な行動をとり始めるジョシュア……。さらに、娘の泣き声に悩まされていた妻は精神的に追い詰めてられてゆく。不幸が祖母にまで及んだとき、ブラッドのある疑念が確信へと変わる……。なにかに蝕まれるように崩壊してゆく家族。はたしてジョシュアの目的は? そして一家は戦慄のラストを迎える――。

-Amazon『ジョシュア 悪を呼ぶ少年』商品の説明(内容)より



2:キャスト

ジョシュアヤコブ・コーガン
ブラッドサム・ロックウェル
アビーベラ・ファーミガ
ヘーゼルセリア・ウェストン
チェスターマイケル・マッキーン

3:ニューストピック

2007年サンダンス映画祭 受賞

4:見所 ~マジックスリー~

Ⅰ、子どもへの恐怖
子どもだからこその恐怖!
何を考え、何をするのか、どこまで子どもは残酷になれるのか…。

Ⅱ、先入観
映画は観る者に対して先入観を持たせるような作りになっています。
さまざまな場面を曖昧にすることで観る側に考えさせ、最後に全てを示唆させる緻密な作りです。

Ⅲ、ラストの歌
何を目的に何を考え、本当は何が起きていたのかを知ることになります。
最後に全てがわかったとき、どれだけジョシュアが怖い子なのか気付かされる歌です!

5:感想

今回の映画は地味な映画でした。
地味で大きな見せ場がないのに怖い!
少しずつ少しずつ心理的に追い詰められます。

ジョシュアという男の子が主人公?の映画で、とても賢くピアノが得意です。
そんな彼の両親は仲が良く、優しいのですが…
ジョシュア視点で描かれているため、なんだか疎外感を感じます。

特に母親は育児ノイローゼになりやすく、ジョシュアの気持ちが全く理解できていないようです。
父も理解しようと心掛けているのがわかるのですが、不満が残ります。
それに加えて両親ともに新しく生まれた妹を溺愛しているんです。

新しく妹が生まれてからジョシュアは本当に自分が愛されているのか疑問に思い始めます。
そして家にあるビデオテープで、赤ちゃんの頃に母親が育児ノイローゼになっていたのを知って、愛されていないのではないかと思い込み始めてしまうんです。

私はジョシュアが妹への嫉妬心と、親からの愛に飢えてしまったのだと思いました。

この映画の怖いところは、彼が両親の気を引こうとすること一つ一つなんです。
ジョシュアが賢いので、悪いこと一つ一つが歪んだ策略なのか、純粋なものなのかが判断しがたいんです。

終始ジョシュアは表情で喜怒哀楽を表現することが少なく気難しい印象で、父親の前で笑うシーンがありましたが、その笑顔が逆に怖さを際立たせます。

私は途中からジョシュアが気がかりで仕方なくなりました。
歪んだ策略だとしても原因は精神的なもので、彼の仕業でなく両親の病気や見えない虐待にあるのならば、尚更ジョシュアが可哀そうで。
両親が原因にせよ、策略にせよ、招いた結果や後半は本当に怖いものがあるんです。

ジョシュア…君はただ愛に飢えてるの?本当に虐待されているから残酷になれるの?
白黒はっきりしなくてもやもや…(ボソッ


でも実は私の予想を超えて、驚くほど怖い全ての答えが最後に!


※ここからはネタバレのため注意してください!


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本当に先入観を持たせるのがうまい映画でした。

ジョシュアは私が思っていたよりも数倍も賢く、大人で冷血な子どもでした。

結果からお話しすると、彼は 保護者を選んだんです。

まずは育児ノイローゼになりやすい母を育児ノイローゼにするため、妹を泣かせるように仕向けていました。
母からの愛が欲しいわけではなく、ただ自分を理解できない母を捨てるため時間をかけ精神病院送りにしたんです。

二人目は宗教にどっぷりハマっているおばあちゃん。
階段から突き落とし、育児に関わろう(もしかしたら兄妹を引き取りたかった?)としていたのを阻止しました。
いかにも宗教熱心になったと思わせて、うまく味方につけ…最後は殺してしまうんです。

最後に父親。
ジョシュアの冷血さに気付くも、親の持つ愛情を利用され、ジョシュアは自らあざを作り、児童心理カウンセラーが虐待を疑うような絵を見せ、最後は自分を公の場で殴らせるよう仕向けていました。
父親の件まで緻密に仕向けていたなんて…。


よく考えれば最初からジョシュアは理解者がいない浮いた子なのは一目瞭然だったのです。
家族の中でいつもフォーマルな服装、学校でもテストでは退屈そうな雰囲気でした。
周りの子や家族の中でも比べると、ジョシュアの賢さやスキルは頭一つ以上に抜きんでてて…
そんなジョシュア自身も両親にしっかりと、それを伝えていたのですが私も最後に気付かされました。


そんな彼の唯一の理解者は"おじさん"。
序盤から一緒にピアノを弾いたり、発表会でのデタラメに聞こえる中にある旋律?に気付いたのはおじさんのみ。

最後の最後のシーンで、おじさんと一緒に作曲をするのですが…
ジョシュアの作った曲が全てを物語っていました。

そして怖い怖い最後のおじさんに向けた笑顔…((((;゚Д゚))))

いやー、楽しかった!!
こんな子がいるのかと考えるとこわいです…(笑)







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